エアコンの冷房・暖房が効いていない
予想される主な原因
◇フィルターに汚れが付着
◇室内機の熱交換器に汚れが付着
ホコリっぽい環境や、油汚れが発生する環境での使用。
美容室では、ヘアスプレーが熱交換器に付着。
◇室外機の熱交換器に汚れが付着
落ち葉やゴミなどが付着して、熱交換の効率が落ちる。
室外機まわりに風通りが悪くなる、障害物が置いてある。
室外機が転倒している。
◇冷媒ガスが漏れている
冷媒漏れにより熱交換が行なわれずに能力が低下している。
この症状は、必ず修理が必要になります。
◇室外機の環境
夏場、直射日光に長時間照らされていませんか?
室外機本体の温度が上がってしまい、熱交換率が落ち、冷えない・暖まらない
の原因になる。
汚れるによる熱交換率の低下は電気料金にも影響があります!
汚れの具合にもよりますが、電気料金が通常より10%から20%高くなったり
ファンモーターなどに負荷がかかり、故障の原因になります。
お客様自身が行える対策と専門業者による修理が必要になります。
必要に応じて、東京業務用エアコン修理専門店にお気軽にお電話ください。
ファンモーターの交換修理
新品のファンモーターと交換部品です。
今回のファンモーターはベアリング不良にて異音が発生していました。
このまま、使用すると焼き付けが起こり、ロック状態になりファン自体が動かなくなります。
・左側が新品ファンモーター・右側が古いファンモーターになります。
・ファンモーターを取り外した状態の室外機
冷媒ガス漏れ修理(写真の漏れ箇所は、室外機の受液器から漏れていた)
冷媒ガス漏れ検査の結果、受液器から冷媒漏れを発見しました。
溶接可能個所からのガス漏れは溶接作業にて修理可能ですが、今回のように部品が
の劣化、溶接が不可(アルミ)などの場合は部品の交換が必要になってきます。
・ 劣化した受液器
汚れによる能力低下
エアコン内部はホコリや油、タバコのヤニなど、かなりの汚れが付着しています。
嫌な臭いやエアコンの効きが悪いなどの原因となります。
対応策は完全に分解し、徹底的に薬品洗浄を行います。
◇洗浄前
◇洗浄後
室外機洗浄・高圧洗浄
室外機の熱交換器にアルミフィンクリーナーを噴霧して、汚れを浮かしたら高圧洗浄機にて
徹底的に洗浄を行います。室外機の汚れ・設置状態によりエアコンの能力低下を起こし
効きが悪くなります。
冷媒補充
冷媒量が減ってくると、効きが悪くなります。
ただ、冷媒が減ると言う事はどこかから漏れています。最初にご説明した通り
冷媒漏れ検査を行い冷媒リーク個所(漏れ個所)を特定し修理をする事をお勧め致します。